武智 由香   作曲家

鎌倉生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科を首席卒業、同大学大学院・修士課程修了。
作曲を近藤譲、高橋悠治、故松平頼則の各氏に学ぶ。在学中、米国フロリダ州アトランティック・アート・センターに招聘。建築の磯崎新、彫刻の宮脇愛子、作曲の高橋悠治の各氏と共同制作を行う。作品はこれまでにクロアチアのザグレブ国際現代音楽祭からの招聘など、パリを始めヨーロッパ各地で演奏されている他、国内での委嘱/演奏も数多い。オーケストラ作品の演奏も多く、作品は新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、神奈川フィル、旧新星日本交響楽団などの主要オーケストラ、そのメンバーによって演奏されてきた。2001年には横浜市文化振興財団から委嘱を受け、大野和士指揮で新作のオーケストラ曲が初演されている。98年芥川作曲賞ノミネート。99年度村松音楽賞受賞。2002年には米国シアトルのシアトル・クリエイティブオーケストラ他で演奏が予定されている。現在フランスと日本を拠点に活動を展開している。
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